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L'histoire, としょうかん, 歴史

ぶどう畑のプリンス

セギュール侯爵とカロンのハート

18世紀、アレクサンドル・ド・セギュールの息子、セギュール侯爵ニコラ=アレクサンドルがムートンの土地を買収します。これによりセギュール家の資産はさらに拡大。マルゴーを除く、のちのメドック格付け第1級となるシャトーすべての所有権を手にしたことになります。

ルイ15世からは宮廷において「ぶどう畑のプリンス」との異名を授かり、ぶどう畑の小石で上着のボタンをしつらえました。セギュール侯爵はボルドー議会の長でもあり、カロンの運営に全身全霊を傾けました。

「わたしはラトゥールでもラフィットでもワインをつくるけれど、わたしの心はカロンにあり」

セギュール侯爵のこの言葉は時を越えて伝えられ、その100年後にはシャトーの石壁にハートが刻まれました。シャトーのシンボルマークとしてワインラベルを飾ります。