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L'histoire, カロンのドメーヌ

プロジェクト

土地とそのエスプリへの敬意を忘れず

土地への敬意を忘れず、シャトーのエスプリを大切に、大規模な改修事業に着手しました。2012年以降、ぶどう畑、セラー、シャルトルーズ、庭園… 敷地内のあらゆる部分が新しく生まれ変わっています。

ぶどう畑の再編にあたっては、カロンの花形品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンをまず重点的に、2032年までの植え替え計画にそって作業を進めています。 

2016年には樽育成・熟成庫を改修し、新醸造庫も完成にこぎつけました。その2年後にはシャルトルーズおよび庭園の修理も終了し、シャトーは美しい景観を取り戻しました。

いずれの工事においても、むやみに外観美を誇示することより、機能性と効率の良さが重視されました。

謙虚さを忘れず、妥協を許さず前進する… ドメーヌのエスプリそのものです。

土木機械はすっかり息をひそめ、ぶどう畑をあやす子守唄をふたたび河は奏ではじめました。最愛のシャトーに愛の告白を残したセギュール侯爵の時代から実に300年の月日が流れ、カロンはふたたび永遠の物語を紡ぎはじめました。